一足先にお見せします! これからの季節、ピクニックやテラスランチにもぴったりの、おいしいサンドイッチてんこ盛りの一冊。
表紙から、カラフルなサンドイッチがぎっしりです。右上から時計回りに、ステーキサンド、ビーツとカリフラワーとオレンジピールのサラダサンド、パンプキンクリームとリコッタクリームサンド、いちごクリームサンド、ブロッコリーの白胡麻和えドッグ、せん切り野菜のビタミンカラーサンド、菜の花とキャロットラペのツナマヨサンド。
料理研究家の進藤由美子さんの新刊『明日もサンドイッチ』。4月下旬発売予定で準備を進めてきたのですが、緊急事態宣言が出た頃、協議して発売を5月中旬に延期しました。それが、まさかの事態で4月末現在も発売足踏み状態になっています。
Amazonが生活必需品の販売を優先している関係で、新刊の受け入れ態勢が整わず、刷り上がった本は指定倉庫への発送待機中で、販売ページの公開もできません。仕方ないこととはいえ、すっかり準備が整っているのに宣伝も始められず、著者をはじめ、関係者はみんなじりじりと連絡を待っています。先日話をした大手出版社の編集の方が、現在リアル書店が営業自粛しているので、Amazonに流通が集中してしまっているのも原因だろうと言っていました。なんともはや、の状態です。
でも必ず、発売できる日は来るので。気を取り直して、内容を少し紹介しますね。
シンプルな卵サンドにはバジルソース、照り焼きチキンサンドには柚子胡椒を効かせて。昨日の残りで作るコロッケバーガーは2種のアレンジで。6種類のせん切り野菜だけで作ったヘルシーサンドやボリューム満点のステーキサンド……。誰もが知っている定番サンドイッチから、フルコースのような満足感のごちそうサンドイッチまで幅広く、ひと口頬張ればたちまち幸せになる、本当においしい64品を収録。
上記は、商品紹介&プレスリリース用に書いた文章の一部です。この内容を7つの切り口に分けて構成。お料理教室にちなみ、Lesson 1〜7と呼んでいます。
Lesson 1 「ワインが進む、おつまみ&ごちそうサンドイッチ」より。このメニューを試食した人いわく「フルコースをいただいたような満足感!」。
Lesson 3 「便利でおいしいサンドイッチ用作りおきフード15」より。肉や魚、豆のペーストや野菜のマリネ、ピクルスなどを手作りしておき、サンドイッチに展開する方法を紹介。レパートリーが何倍にもなります。
Lesson 4 「わざと余らせて、明日のお楽しみに。一品リメイクサンドイッチ」より。写真は、進藤さんが幼少期から大好きだったというコロッケサンド。『明日もサンドイッチ』というタイトルは、このコンセプトから来ています。
Lesson 5 「旅気分で楽しむ、世界の名作サンドイッチ」より。クロックムッシュもティーサンドもスモーブローもパニーニもバインミーもあります。写真は「日本代表」の2品。
幅広いジャンルの創作料理を手がける進藤さんが、今回あえてサンドイッチにこだわったのは、誰もが気軽に手に取って作ってみようと思えるジャンルで、丁寧に作ったおいしさを提案したいという思いから。簡単なものも少し凝ったものもすべて、隅々まで行き届いているという感じの味の組み合わせ。きちんと作るとサンドイッチはこんなにおいしいものか、とちょっとショックですらあります。
撮影は雑誌や広告で活躍する三木麻奈さん、ブックデザインは長年のおつきあいの若井裕美さん。扉やコラムの素敵なイラストと描き文字は、グラフィックデザイナーで高校の同級生の進藤一茂さんにお願いしました(同姓ですが、進藤由美子さんのご親戚ではありません)。信頼する仲間に素晴らしいお仕事をしていただきました。
このご時世、家で過ごす時間を楽しみながら、小さな幸せを感じることのできる一冊になることを願っています。ぜひ、お手に取っていただけたら幸いです。発売日が確定できたら、またこちらでご報告します。
5月10日追記
販売ページがオープンし、5月12日発売となりました。こちらからご購入いただけます!
Comments