（2025年2月14日配信のニュースレターをこちらにも掲載します）
こんばんは。エディターの田村です。
2年前の2月、姿勢改善とコーチングのセッションを受けるという2つの新しい習慣を始めることになったお話を、このニュースレターでご紹介したことがありました。（→「軽やかな出会い」）
「始める」ではなく「始めることになった」と書いたのは、どちらも偶然の出会いがきっかけだったからです。今、その2つの習慣はどちらもすっかり生活の一部になっています。
姿勢改善のレッスンは、月1回の対面と、自宅での毎日の簡単なボディメンテナンスが習慣化しました。始める前は「億劫だな、自分には無理かも」と思っていた十数分のタスクが、今では体が覚えている心地よい習慣に。毎月会うトレーナーの方の「少しずつだけど、ちゃんと進歩してますね！」という言葉が、いつも背中を押してくれます。
コーチングの方は、当初予定の1年を終えた後も、定期的にセッションを続けています。「普段は新規予約を取っていない相当な実績のある方」と書きましたが、今では私の仕事の大切な伴走者です。クライアントの方々へのサポートの質も、そのおかげで高められたところがあるのではと感じています。
思えば、この2つの習慣が今も続いているのは、「この人から教わりたい」と思える人との出会いがあったからこそ。大手ヨガスタジオの会員を続けられなかった反省から得た「誰から教わるか、誰に伴走してもらうかが大事」という気づきは、やはり正しかったようです。
独立したばかりの時、何をやるかははっきりしていたけれど、事務や経理、マーケティングやセールスについてはわからないことばかりで、しかもそれを誰に聞けばいいのかもわかりませんでした。「このことを聞ける、こういう人に出会いたい」と手帳に書いていたのを思い出します。でも現在、すべての分野について、まさにぴったり！という人に出会えています。
そう考えると本当にありがたいし、人との出会いって偶然であり必然でもあるんだなと思います。必死に探すより、気を楽に持って、軽やかに流れに身を任せた方が、案外いい出会いにつながったことが多かった気もします。偶然を面白がりながら、いつもポジティブな側面を見るようにすることで、向こうからいい出会いが歩いてくる、そんな実感を持っています。
私のワークショップやセッションに来てくださる方々とお話しすると、「インスタグラムを見ていて見つけた」「なんとなくいいなと思って」「何度か記事を読んでいるうちに」と言ってくださいます。これももしかしたら、探していたつもりはなくても出会える時は出会える、きっかけは偶然で、それにピンとくるかどうか、そういうことなのかもしれないですね。
誰かにとって「探していた人」になれたら、きっと長い付き合いになるのだろうな。そんなことを思いながら、2年前の冬を思い出した金曜日でした。
どうぞよい週末をお過ごしください！
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