(2024年12月20日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)
こんばんは。エディターの田村です。
先週、「この一年間で実現できたこと、来年やりたいこと、プライベートの新しい習慣は何?」という話を書きました。
そういう楽しくてポジティブな話だけで終始できればいいのですが、もちろん人生はそんなに甘くはなく、一年のうちにはちょっとつらい、きつい、しんどいこともあったと思います。
私もありました。手帳をめくっていて思い出すだけでも、2月中旬、6月中旬、10月上旬、そして11月下旬に、大なり小なり「いやーこれはやばい。どうしよう…」という事態に見舞われました。そのうち3つは自分が遠因を作ったことで、1つは事故みたいなものでしたが、いずれも自分で考えて解決しなければならない事態になりました。
そういうちょっとしたピンチに陥ったとき、怒りや苛立ちや悔しさや嘆きなどのネガティブな感情にあまり影響を受けずに、淡々と対処できる人間になりたいとずっと思っています。困ったことに直面しても、心の中はどうあれ、怒ったり泣いたり不貞腐れたりする前に「じゃあ、どうすればいいのか?」を思考と行動の一番先に持ってくることができる人。
そう思うのは、もちろん私がもともとそういう人間ではないからです。だからある時から、基本的には平和で穏やかな日々の中で不意に時折訪れるピンチは、そのための修行や訓練だと思うようにしました。
目の前の困ったことで頭がいっぱいになっているとき、あるときから自分にかける言葉を決めてみました。「大丈夫。年末を迎える頃には、いろいろあったけど今年もちゃんと無事に楽しく過ごせたし、良いこともたくさんあったな〜と心穏やかに過ごせているよ」
3年後や1年後には、とかでもいいのですが、ちょっと遠くから今を見て、未来の自分からそんな感じの言葉をかけてもらうと「大丈夫、結局はうまいところに落ち着くよね」と、気持ちがすっと落ち着く感じがあります。おめでたい楽観主義にすぎないかもしれませんが、意外とお守りのように役に立つ言葉です。
さて、今はその年末です。自分にかけた言葉は、今のところ実際にその通りになっています。ちょっと大変なこともあったけど、今年もなんとか乗り切れたかな、と(まだ仕事はたくさん残っていますが…)。
楽しいホリデイシーズンがそろそろ始まりますね。
どうぞよい週末、そしてクリスマスをお過ごしください!
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