(2024年6月14日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)
こんばんは。エディターの田村です。
今、マンツーマンでライティングのサポートをしている、Tさんというクライアントの方がいます。初めて自分のサービスを売る募集ページを作るために、期間を決めて集中的にセッションを行い、文章とデザインを作って磨き上げているのですが、初挑戦にもかかわらず、とてもスムーズに進んでいます。
Tさんが初めて私のワークショップに参加してくれたのは、2年前の春。いつも熱心に課題に取り組み、わからないことがあると納得のいくまで質問をしてくれる人で、最後にはきちんと成果物を仕上げて帰っていかれました。
その後しばらくご無沙汰していましたが、この春、2年ぶりにひょっこりと新しいワークショップに参加してくれたTさん。ここで作ったサービスの設計図を完成させるとすぐに、ある決心を話してくれました。
「自分の中でようやく準備ができたので、夏にこのサービスをお客様に売ってみたいと思います。募集ページの作り方を知りたいので、教えてもらえますか」と。
起業準備中だと聞いていたけど、どうなったかな?と、その後の報告を楽しみにしつつ、いつの間にか月日が経過していましたが、慎重なTさん、その間ずっと、じっくり準備をしていたんですね。
募集ページに特化したマンツーマンのライティングサポートは、サービスメニューになかったので、急遽アレンジしたプログラムを作り、スタートしました。目的と期日がはっきりしているためか、驚異のスピードで進み、まもなく総仕上げの段階。とても反響のありそうな募集パンフレットとランディングページが、もうすぐ仕上がります。
そんなTさんと話していた時、ふと「頭の中にあることを正しい方法で書くことを知れたことで、大げさじゃなく人生が変わった」とおっしゃいました。参考までにお伝えした、マインドマップで思考を言語化・見える化する方法のことだったのですが、人生が変わったとはちょっとびっくり。
「具体的にどういうことがですか?」と聞いてみたら、口では説明しづらいからと、後日、お返事をくださいました。とてもいいお話だったので、許可を得てこちらにご紹介したいと思います。
「書くこと自体にコンプレックスのある私にとって、マインドマップで整理する方法が特によかったと感じた点は2つあります。
1.キーワードを書き出すだけでいい点(文章にしなくていいのでハードルが下がりました)
2.ドラッグ&ドロップで整理する点(ノートだと汚くなって、わからなくなっていました)
文章を書くことが、これまでの人生の中でなかった私は、「頭の中の整理をしたい→解決法:書く」という、新しい発見(体感)をしました!
頭の中に膨れ上がった色々なことを整理したいとずぅーっと思っていましたが、頭の中だけで整理しようとして苦しんでいました。
でもこの整理方法を知って、「書き出したら夢がかなう」ということも、スッと腑に落ちました。
魔法の言葉か何やらといった不確かなものではなく、「書き出す→整理する→あとは書いてある通りにやるだけ」という図式になるから、加速するということが理解できました。
「書く」を避け続けた私のこれまでの人生ですが、
こんなすばらしい効果があるとは、もっと早く知りたかった!
大げさに聞こえるかもしれませんが、
書かない人生を送ってきた人にとっては、このくらいのビックリ体感でした。」
ここには、行動した人だからこそわかる真実が書いてあると思いました。マインドマップってパッと直感で使える便利な道具ですが、真の意味で使いこなされたんだなぁ、と。
「書き出すとかなう」ということを、ちょっとスピリチュアルに解釈する向きもありますが、私もTさんと同じ考えです。
明確な言葉として書き出し、整理できたことは再現できるし、納得感をもって「あとはやるだけ」と思えるので(いつの間にか行動しているので)、結果、そこに書いたことはいつか必ず叶う。そう思っています。
余談ですが、私はマインドマップのカラフルな色づかいも好きで、このツールを触っていると気分が上がります。1on1セッションのクライアントの方のメモを取るときにも、その方を勝手にイメージした色づかいにして、勝手に悦に入ったりしているんですよね…笑
どうぞよい週末をお過ごしください!
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